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アブストラクト

Title 羊水塞栓症の初期対応
Subtitle 特集 周産期救急システム - 初期対応と災害対策 母体救急発症時の対応
Authors 東堂祐介*, 小田智昭*, 伊東宏晃*
Authors (kana)
Organization *浜松医科大学産婦人科
Journal 周産期医学
Volume 55
Number 6
Page 688-692
Year/Month 2025 / 6
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「羊水塞栓症の病因・病態」羊水塞栓症は, 従来, 羊水・胎児成分が母体に流入し, 肺血管に塞栓することで発症すると考えられていたが, 現在では肥満細胞や補体系の関与したアナフィラクトイド反応が主病態とされている. これはアナフィラキシーとはIgEが関与しないという点で異なり, 肥満細胞が補体系の産物であるC5aなどにより直接活性化され, 脱顆粒によりヒスタミンやトリプターゼ, ロイコトリエン, プロスタグランジンなどが分泌される. 主に肺と子宮でアナフィラクトイド反応が観察でき, これが呼吸循環不全や子宮弛緩を惹起していると考えられる. 血液凝固障害の原因については, 消費性凝固障害だけでなく発症初期から線溶亢進もきたし, 著明なフィブリノゲン値低下, プロトロンビン時間延長, FDP・Dダイマー上昇が特徴的である.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
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