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アブストラクト

Title 頸管妊娠と帝王切開瘢痕部妊娠 (CSP) への対応
Subtitle 特集 産科手技を継承する 妊娠中
Authors 深瀬実加, 堤誠司
Authors (kana) ふかせみか, つつみせいじ
Organization 山形大学医学部産科婦人科
Journal 周産期医学
Volume 49
Number 11
Page 1448-1452
Year/Month 2019 / 11
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」異所性妊娠は全妊娠の約1%の頻度であり, その95%が卵管妊娠である. ついで卵巣妊娠が3%, そして頸管妊娠, 帝王切開瘢痕部妊娠(cesarean scar pregnancy:CSP), 腹膜妊娠などが稀な頻度で認められる. 本稿では, 頸管妊娠, CSPについて概説する. 「頸管妊娠とは」子宮頸管妊娠は異所性妊娠の1%未満であり, 「産科婦人科用語集・用語解説集 改訂第4版」によれば, 受精卵が正常な子宮内膜に着床せず, 子宮頸管に着床したものと定義される. 原因ははっきりしないが, 人工妊娠中絶や帝王切開(以下, 帝切)の既往がある人に多いとされているほか, 体外受精後の妊娠にも多いとされる. 子宮頸部は平滑筋組織が極めて少なく, 絨毛が容易に筋層に浸潤し高度の癒着胎盤を形成しやすいと考えられ, 頸管妊娠への不用意な頸管内掻爬は止血困難な大出血をきたす.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,023円(税込) です。

参考文献

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