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アブストラクト

Title 新生児期の不整脈の診断と管理
Subtitle 特集 周産期と循環管理 新生児期の循環管理
Authors 立野滋
Authors (kana) たてのしげる
Organization 千葉市立海浜病院小児科
Journal 周産期医学
Volume 50
Number 7
Page 1117-1122
Year/Month 2020 / 7
Article 報告
Publisher 東京医学社
Abstract 「はじめに」新生児期にみられる不整脈で最も多いのは心房性期外収縮や心室性期外収縮であるが, ほとんどは治療を要することはなく, 予後も良好である. 緊急に対応が必要となるのは, 反復性あるいは持続する各種の頻拍と, 房室ブロックによる徐脈となる. 先天性心疾患や心筋症, 家族性のイオンチャネル病などの基礎疾患がない場合の不整脈は, 予後良好で自然軽快するものが多い. 不整脈の診断には体表面12誘導心電図が最も重要である. 心拍数の早い頻拍の場合には, P波の同定が困難であることが多いが, 長時間記録することにより, 房室解離やRR間隔が延長した際のP波が記録され役立つことも多い. ほかに経食道心電図によるP波の記録やATP (アデノシン3リン酸) 静注時の心電図変化も診断的意義がある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
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