アブストラクト
| Title | 【話題】梅毒流行の背景と対応 : 適切な診断と治療 |
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| Subtitle | |
| Authors | 高橋聡** |
| Authors (kana) | |
| Organization | **札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座 |
| Journal | 呼吸器内科 |
| Volume | 47 |
| Number | 3 |
| Page | 294-298 |
| Year/Month | 2025 / 3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 科学評論社 |
| Abstract | 「はじめに」梅毒の報告数は, 平成27 (2015) 年頃から〔令和2 (2020) 年を除いて〕継続的に増加傾向である. つまり, 梅毒を診療する機会が以前よりも増えている. しかし, 現在, 診療をしている大部分の医師は, このような梅毒の流行を経験していないことから, いまだに梅毒の診療における疑問が日本性感染症学会に寄せられてきている. 梅毒診療の問題点は, 病原体の分離・検出が困難であるのみならず, 外陰部病変や皮膚病変に限らないさまざまな症候, 目立たない病変, そして, 自然消失などが特徴であり, "Great Imitator" または, "Great Mimicker" と呼ばれているゆえんである. 梅毒は, 診断することで治癒する疾患であり, ある程度の感染制御は本来であれば可能である. |
| Practice | 臨床医学:内科系 |
| Keywords | syphilis, TPLA, RPR, amoxicillin, benzylpenicillin benzathine hydrate |
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