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アブストラクト

Title 2 正常・異常歩行の運動学
Subtitle 特集 リハビリテーション医学における歩行分析とその臨床応用
Authors 大畑光司*
Authors (kana)
Organization *京都大学大学院医学研究科 人間健康科学専攻
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 58
Number 2
Page 121-127
Year/Month 2021 / 2
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「要旨」歩行運動において, 正常と異常を区別する閾値の設定は非常に難しい問題である. 一般に正常歩行は, 健常者の歩行運動を基準とし, そこからの偏位として定義づけられることが多い. しかし, 健常者の歩行にも幅があり, 一概に正しい歩行のあり方を決めることは難しい. 理論的に正常歩行とは効率的な倒立振子運動を形成し, 両脚支持期の床反力を適切に制御されている状態である. この運動の効率のよい形成のためには, limb kinematicsの調整が鍵となる. Limb kinematicsの制御が適切に行われている状態を正常歩行であるとすることで, より臨床的な正常歩行の定義が可能になるかもしれない.
Practice 医療技術
Keywords 歩行, 運動学, 運動力学, 平面性の法則
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献