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アブストラクト

Title 発達障害のリハビリテーション医療
Subtitle 教育講座
Authors 角田亘
Authors (kana)
Organization 国際医療福祉大学医学部リハビリテーション医学教室
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 58
Number 4
Page 406-411
Year/Month 2021 / 4
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「はじめに」本邦においては, 医療界のみならず一般社会においても発達障害に対する関心が高まっている. 本稿では, 発達障害の主たる4カテゴリーを概説したうえでその診断と治療を要約する. さらには, 発達障害に関しての最近のトピックスに言及する. 「発達障害とは?」本邦では, いまだに発達障害という診断名が広く使われているが, DSM-5(米国精神医学会による, 2013年)の記載においては, 発達障害(developmental disorders)は神経発達症(neurodevelopmental disorders)と称されるようになっている. そして, ICD-10(世界保健機構による, 2018年)は, 神経発達症を「特定の知的・運動的・社会的機能の獲得や実行における顕著な困難さを伴う, 発達期に認められる行動や認知の不全」と定義している.
Practice 医療技術
Keywords 発達障害, 自閉症スペクトラム障害(ASD), 注意欠如・多動性障害(ADHD), 感覚統合療法, 視覚認知障害
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 今村 明, 金替伸治, 山本直毅, 船本優子, 田山達之, 森本芳郎, 松坂雄亮, 山口尚宏, 小澤寛樹:神経発達症(発達障害)とは. 最新医学 2018;73:1304-1310
  • 2) 本田秀夫:わが国における自閉スペクトラム症の頻度-小学生を対象とした多地域疫学調査より. 精神科臨床Legato 2018;4:68-71
  • 3) 東 晴美, 毛利育子, 下野九理子, 奥野裕子, 橘 雅弥, 和田和子, 谷池雅子:自閉症スペクトラム障害と診断された小児の周産期の危険因子. 日本未熟児新生児学会雑誌 2013;25:177-189
  • 4) 齋藤万比古:ADHD診療を担う臨床家が心得ておくべきポイント. チャイルドヘルス 2019;22:726-730
  • 5) 辻井正次:発達性協調運動障害のポイント-発達性協調運動障害(DCD)とは. Modern Physician 2019;39:1150-1151
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