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アブストラクト

Title 2 筋強直性ジストロフィーの先天型と遺伝
Subtitle 特集 筋強直性ジストロフィー
Authors 石垣景子*
Authors (kana)
Organization *東京女子医科大学医学部小児科
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 59
Number 2
Page 144-150
Year/Month 2022 / 2
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「要旨」 筋強直性ジストロフィーの先天型は最重症型で, 成人型と異なる臨床症状を呈し, 特有の病態が基盤にある. 出生時より全身筋緊張低下, 筋力低下を呈し, 呼吸障害などの合併症のため, 新生児期の死亡率は高いが, その後は発達に伴って症状は改善する. 95%が母親からの遺伝であるが, 父親からの遺伝例も報告され, CTG繰り返し配列数が1,000回以上と著しく増加している. 既診断の女性患者が挙児を考える際には, 妊娠前に心理社会的な支援が可能な施設で, 患者理解度にあわせた遺伝カウンセリングを行い, 計画的な妊娠出産を支援する必要がある. 出生前・着床前診断は生命の選択にかかわる重要な倫理的課題を含み, 慎重な対応を要する.
Practice 医療技術
Keywords 先天性筋強直性ジストロフィー, 表現促進現象, CTG繰り返し配列, 出生前診断, 着床前診断
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

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