アブストラクト
Title | 8 新たな評価法の統計 - 感度・特異度・ROC曲線など - |
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Subtitle | 特集 臨床現場からの研究発信 - 観察データをどう活かすか - |
Authors | 野嶌一平*1, 野口泰司*2 |
Authors (kana) | |
Organization | *1信州大学医学部保健学科, *2国立長寿医療研究センター老年学・社会科学研究センター |
Journal | The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine |
Volume | 59 |
Number | 11 |
Page | 1125-1130 |
Year/Month | 2022 / 11 |
Article | 報告 |
Publisher | 日本リハビリテーション医学会 |
Abstract | 「要旨」再生医療や情報工学の技術的進展に伴い, リハビリテーション医療も新たなフェーズに入ってきているように感じられる. 新しい治療戦略が臨床に提案された場合, その治療の有用性を臨床データにより統計学的に検証することは非常に重要である. その基本的な統計手法として, 感度・特異度やROC曲線を使った検討は臨床的に, 非常に有用な手法であると考える. 本稿では, 感度・特異度の基礎的な概念から算出方法までを説明するとともに, これらの指標を視覚化する方法であるROC曲線を紹介する. またROC曲線については, Rを使った簡単な再現が可能となるよう, サンプルデータとコードを添付する. |
Practice | 医療技術 |
Keywords | 感度, 特異度, ROC曲線, AUC, カットオフ値 |
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参考文献
- 1) Fletcher RH, Fletcher SW 著,福井次矢 訳:臨床疫学-EBM実践のための必須知識 第2版.メディカル・サイエンス・インターナショナル,東京, 2006