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アブストラクト

Title 7 ALS患者における意思伝達装置
Subtitle 特集 筋萎縮性側索硬化症 (ALS) の最新リハビリテーション診療
Authors 井村保*
Authors (kana)
Organization *中部学院大学看護リハビリテーション学部理学療法学科
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 61
Number 7
Page 614-620
Year/Month 2024 / 7
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「要旨」 コミュニケーション手段の確保は, 病状が著しく進行したALS患者のQOL改善に有効である. その1つである重度障害者用意思伝達装置は, 障害者総合支援法に基づく補装具であるが, 運動機能や音声言語機能などの身体機能および生活環境などを考慮して適切な装置を選定する必要がある. また, 意思表出が可能な状態を維持するためには, 病状説明後, 運動機能や音声言語機能が喪失する前から介入を始め, 補装具費の支給申請を行う. その後, 病状の進行によって利用している機器や入スイッチに不具合が生じてくるため, おおむね半年ごとに入力スイッチの不適合が生じていないか身体部位の再評価・調整を行うことが求められ, 多職種による関与も必要である.
Practice 医療技術
Keywords 拡大・代替コミュニケーション(AAC), 補装具, コミュニケーションエイド, チームアプローチ, 早期介入
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 日本神経学会 監:筋萎縮性側索硬化症(ALS)診療ガイドライン2023. 南江堂, 東京, 2023(Available from URL:https://www.neurology-jp.org/guidelinem/als_2023.html)
  • 2) Competencies for speech-language-pathologists pro-viding services in augmentative communication. ASHA 1989;31:107-110
  • 3) Report:augmentative and alternative communica-tion. Committee on Augmentative Communication American Speech-Language-Hearing Association. ASHA Suppl 1991;5:9-12
  • 4) 井村 保 編:神経筋疾患患者に対するコミュニケーション機器導入支援ガイドブック-ALSを中心とした支援にかかわる医療職のための基礎知識. 「ALS患者に対するコミュニケーション機器導入支援体制の検証に関する研究」班, 2017. Available from URL:https://rel.chubu-gu.ac.jp/files/2016-rep/guidebook-all.pdf (2024年4月28日)
  • 5) 日本リハビリテーション工学協会 編:「重度障害者用意思伝達装置」導入ガイドライン. Available from URL:http://www.resja.or.jp/com-gl/gl/index.html (2024年4月28日)
残りの5件を表示する
  • 6) 林 健太郎, 望月葉子, 中山優季, 他:侵襲的陽圧補助換気導入後の筋萎縮性側索硬化症における意思伝達能力障害-Stage分類の提唱と予後予測因子の検討. 臨床神経学 2013;53:98-103
  • 7) 田中勇次郎:ロックドインに挑むコミュニケーション[第4部]段階的コミュニケーション用具の提案-神経難病のための. 難病と在宅ケア 2004;10:23-28
  • 8) Terada T, Miyata J, Obi T, et al:Frontal assess-ment battery and frontal atrophy in amyotrophic lateral sclerosis. Brain Behav 2017;7:e00707
  • 9) 井村 保:ALS患者におけるコミュニケーション機器の利用状況と支援に関する現状分析. 日本難病看護学会誌 2015;20:125-138
  • 10) 井村 保:ALS患者における意思伝達装置. JOUR-NAL OF CLINICAL REHABILITATION 2024;33:128-134