~
検索条件をクリア

アブストラクト

Title 2 超高齢者の運動器疾患とリハビリテーション診療
Subtitle 特集 超高齢者のリハビリテーション診療
Authors 萩野浩*
Authors (kana)
Organization *山陰労災病院リハビリテーション科
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 61
Number 8
Page 692-699
Year/Month 2024 / 8
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「要旨」椎体骨折発生率は60代後半から, 大腿骨近位部骨折発生率は70代後半から加齢とともに上昇を示すのに対して, 橈骨遠位端骨折は50代から発生率が上昇するが, 70代後半からの上昇はない. これは超高齢者では転倒時に手をついて防御することが困難となるためと考えられる. 大腿骨近位部骨折は手をつけずに後方〜側方に転倒して, 後外側に衝撃が加わった場合に発生しやすい. 超高齢者の大腿骨近位部骨折や椎体骨折例では, できるだけ早期からリハビリテーション治療を行い, 離床, 起立訓練へと進めることが重要である. また, これらの骨折では二次性骨折予防が必要で, リハビリテーション科医にはその中心的役割を果たすことが期待されている.
Practice 医療技術
Keywords 大腿骨近位部骨折, 椎体骨折, 脆弱性骨折, 二次性骨折予防, 骨折リエゾンサービス
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。