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アブストラクト

Title 4 振動刺激のリハビリテーション治療への臨床応用
Subtitle 特集 伝統ある物理療法・物理刺激の最新のエビデンス
Authors 河村健太郎*
Authors (kana)
Organization *鹿児島大学大学院医歯学総合研究科運動機能修復学講座リハビリテーション医学
Journal The Japanese Journal of Rehabilitation Medicine
Volume 62
Number 2
Page 122-130
Year/Month 2025 / 2
Article 報告
Publisher 日本リハビリテーション医学会
Abstract 「要旨」振動刺激は脳卒中や脊髄損傷など中枢神経疾患患者の種々の機能障害に対して積極的に活用できる. 筆者の講座では, 痙縮筋への直接振動刺激により痙縮を軽減させる治療法(振動刺激痙縮抑制法)を開発し, その神経生理学的メカニズムの探究や効果の検証, 治療法の普及に注力してきた. さらに, 振動刺激がもたらす緊張性振動反射を利用した随意運動の誘導や促通を, 機能的振動刺激法や訓練ロボットとの併用に応用してきた. 加えて, 振動刺激は感覚障害や半側空間無視の治療にも寄与する可能性が示されている. 振動刺激は安全かつ簡便に利用できる治療法として, 促通反復療法など質と量を確保した訓練と併用することで幅広い活用と効果が期待される.
Practice 医療技術
Keywords 脳卒中, 片麻痺, 痙縮, 促通反復療法, 半側空間無視
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。