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アブストラクト

Title 直腸癌に対する外科治療
Subtitle 今月のテーマ (総説) 直腸癌診療の最近の話題
Authors 川村純一郎1)
Authors (kana)
Organization 1)近畿大学医学部外科学下部消化管部門
Journal 日本消化器病学会雑誌
Volume 117
Number 7
Page 580-588
Year/Month 2020 / 7
Article 報告
Publisher 日本消化器病学会
Abstract 「要旨」: 直腸癌に対する外科治療は, 手術術式と医療機器の進歩により, 腫瘍学的根治と患者のQOLの向上を実現してきた. 現在, 直腸癌に対する手術アプローチには, 開腹手術・腹腔鏡手術・ロボット手術・TaTMEの4つがあるが, それぞれ一長一短があり, 明らかな優越性は報告されていない. また癌の進行度・占拠部位, 患者の性別・体型, さらに術者・施設の状況はさまざまであり, 症例ごとにそれぞれの方法のメリット・デメリットを考慮し手術アプローチを選択する必要がある. 癌個別化医療の推進とともに, 直腸癌に対する外科治療も個々の病態に応じてより安全かつ有効な治療を提供することが求められている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 直腸癌, 腹腔鏡下手術, ロボット手術, TaTME, 外科治療
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

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