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アブストラクト

Title 2. 小児喘息の生物学的製剤の導入および選択 成人との違いも含めて
Subtitle 専門医のためのアレルギー学講座 44. 生物学的製剤の上手な使い方〜症例も含めて〜
Authors 手塚純一郎
Authors (kana)
Organization 福岡市立こども病院アレルギー・呼吸器科
Journal アレルギー
Volume 70
Number 5
Page 359-366
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher 日本アレルギー学会
Abstract 「はじめに」 小児においても気管支喘息の本態は気道の慢性炎症に基づく気道過敏性の亢進であるとの理解から, 抗炎症薬による長期管理の重要性が認識されるようになり久しい. 吸入ステロイド薬を中心とした長期管理薬の開発とガイドラインによる治療の標準化がすすみ, 喘息有症率, 入院患者数は減少傾向であり, 2017年にとうとう小児の喘息死ゼロが達成された. しかしながら, 長期管理を行っているにもかかわらずコントロールがなかなか改善しない重症患者は依然一部存在する. また, かつては予後良好と考えられていた小児喘息であるが, 自然歴では少なからず成人へのキャリーオーバーが存在すること, 肺の成長期である小児期に喘息のコントロールが不良な重症喘息患者は, 呼吸機能の予後が悪く慢性閉塞性肺疾患のリスクとなることが報告されている.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords biologics, childhood asthma, refractory asthma, severe asthma
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

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