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アブストラクト

Title 食物蛋白誘発胃腸炎症候群
Subtitle アレルギー用語解説シリーズ
Authors 山田佳之
Authors (kana)
Organization 東海大学医学部総合診療学系小児科学
Journal アレルギー
Volume 72
Number 1
Page 53-55
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher 日本アレルギー学会
Abstract 「概念と発見の経緯」Food protein-induced enterocolitis syndrome(FPIES)(食物蛋白誘発胃腸炎症候群 [日本語名は統一されていない])はnon-IgE-mediated gastrointestinal food allergies(non-IgE-GIFAs)(国内では [新生児・乳児] 食物蛋白誘発胃腸症)の一つであり, 消化管の非IgE依存性食物アレルギーである. 原因食物摂取後, 急性症状として数時間での反復性嘔吐と, その後の下痢を認め, また連日摂取では遷延する消化器症状を認める疾患である. 牛乳由来調製粉乳(ミルク)による消化管のアレルギー症状を認める例は1950年代頃から報告があり, 1960年代にまとめられ, 1970年代以降の Powell らの報告を中心に現在の概念が確立され, 1986年に診断基準が提案された.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords food allergies food protein-induced enterocolitis syndrome(FPIES), non-IgE-mediated gastrointestinal food allergies
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