アブストラクト
Title | ストレングスを生かすチームアプローチで不安・混乱が軽減した重度認知症事例 |
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Subtitle | 第38回長野県作業療法学会 一般演題 報告論文1 |
Authors | 中嶋玲奈*1, 松川隼矢*1, 青木朗*2 |
Authors (kana) | |
Organization | *1介護老人保健施設 ハーモニー, *2社会福祉法人 ハーモニー |
Journal | 長野県作業療法士会学術誌 |
Volume | 40 |
Number | |
Page | 3-5 |
Year/Month | 2023 / |
Article | 報告 |
Publisher | 長野県作業療法士会 |
Abstract | 「はじめに」不安や混乱が強い認知症症状に対し, その家族が支援に困難を感じ施設入所となるケースを数多く経験する. 在宅生活を支えるために作業療法を展開することは重要だが, 不安や混乱を軽減させ, その人らしい入所生活を支援していくことも作業療法士の大切な役割である. 今回, 重度アルツハイマー型認知症のある方に対して, 施設環境をその人らしく安心して過ごせる生活の場とするために取り組んだ, ストレングスを生かすチームアプローチについて報告する. 尚, 本人及び家族に本報告についての説明をおこない, 同意を得た. 「事例紹介」70歳代女性. 夫, 長女家族と同居. 発症前は小学校の教員として勤めボランティア活動, 習い事等おこない活動的であった. X年Y月Z日にアルツハイマー型認知症と診断された. X年Y月Z日+6Yに家族の介護負担の増大により当施設認知症棟に入所となった. 「作業療法評価」身体機能:生活に支障となる制限なし. |
Practice | 医療技術 |
Keywords | アルツハイマー型認知症, 集団活動, 排泄, (タクティールマッサージ), チームアプローチ |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。