アブストラクト

 
Title :
がん化学療法患者の制吐治療におけるオランザピンの使用実態に関する調査
Subtitle :
論文 原著論文
Authors :
坂倉智子1, 岩澤真紀子2, 柳澤優里2, 瀬戸良教1, 椎崇1, 厚田幸一郎1,2
Authors (kana) :
Organization :
1北里大学病院薬剤部, 2北里大学薬学部
Journal :
日本病院薬剤師会雑誌
Volume :
56
Number :
10
Page :
1137-1142
Year/Month :
2020 / 10
Article :
原著
Publisher :
日本病院薬剤師会
Abstract :
がん化学療法による悪心・嘔吐(chemotherapy-induced nausea and vomiting: 以下, CINV)に対するオランザピン(olanzapine: 以下, OLZ)の効果については数多くの報告があり, 国内外のガイドラインでも推奨されている. しかし, 本剤は2002年の「糖尿病性ケトアシドーシス及び糖尿病性昏睡」に関する緊急安全性情報の発出に加えて, 2017年に公知申請が認められるまでは保険適用外であったことから, 公知申請以前(2016年9月〜2017年6月)における北里大学病院における使用実態を調査した. 対象症例は20件で, OLZの投与量が5mg/day以下の症例が95.0%を占めた. OLZ投与後にCINVが改善した割合は45.0%であったが, 30%に眠気が発現した. 血糖値が測定された割合はOLZ投与前が100.0%, 投与後が55.0%であり, 適切な血糖モニタリングが行われていない可能性が示唆された. 今後, 医師・看護師への教育や薬剤師による積極的な介入が望まれる.
Practice :
薬学
Keywords :
がん化学療法, 適正使用, 制吐療法, 非定型抗精神病薬, オランザピン(OLZ)
  

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