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アブストラクト

Title 高侵襲な手術である食道外科手術でも, 術後早期から離床と腸を使う早期離床・経腸栄養のエビデンスと実践
Subtitle 特集 「術後早期のDREAM達成を目指して」
Authors 尾形高士
Authors (kana)
Organization 神奈川県立がんセンター消化器外科
Journal 外科と代謝・栄養
Volume 57
Number 5
Page 168-171
Year/Month 2023 / 10
Article 報告
Publisher 日本外科代謝栄養学会
Abstract 「I はじめに」食道癌手術は鏡視下手術が発達した現在でも, それ自体は侵襲の大きな手術である. 食道癌周術期管理において2010年以前も経腸栄養や早期離床の重要性が指摘されていたが, エビデンスに基づいた術後管理はされていなかった. 今回, 当施設にて2010年以降, ERASをはじめとしたエビデンスに基づいた術後管理を行ってきた背景を, 早期離床や経腸栄養を含め述べさせていただく. 「II 当科のERASの導入とその変遷」ERASとはEnhanced Recovery After Surgeryの略語で, 結腸癌手術を中心とした周術期管理について, エビデンスに基づき作成された術後開腹能力強化プログラムのことである. 現在ではERAS@ protocolとして商標登録され, 臓器別のガイドラインまで作成されており, 食道切除に関してもガイドラインが2019年に作成された. また現在では多くの術後回復能力強化プログラムが各国から作成され, ERAS@の他にも例えば米国発祥のfast track programや日本発祥のessense projectなどがある.
Practice 臨床医学:外科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

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