アブストラクト
Japanese
| Title | 肺切除術を受けた患者の術後疼痛体験 |
|---|---|
| Subtitle | 原著 |
| Authors | 梶原絢子1), 遠藤みどり2), 渡辺かづみ2) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)自治医科大学附属さいたま医療センター看護部, 2)山梨県立大学看護学部 |
| Journal | 山梨県立大学看護学部・看護学研究科研究ジャーナル |
| Volume | 4 |
| Number | |
| Page | 11-24 |
| Year/Month | 2018 / |
| Article | 原著 |
| Publisher | 山梨県立大学 |
| Abstract | 「要旨」本研究は, 肺切除術を受けた患者の術後疼痛の体験を明らかにすることを目的とした. 肺切除術を受けた患者3名を対象とし, 半構造化面接を実施した. 得られたデータは質的記述的に分析した. 肺切除術を受けた患者の術後疼痛体験は【身体の痛みと不快な感覚】,【痛みの自己評価】, 【医療者による疼痛緩和】, 【痛みの我慢】, 【痛み緩和への自己対処】, 【痛みへの対処の結果に伴う心情】であった. 患者は創痛と呼吸に関連した不快な感覚を同時に体験していたが, 自分なりに疼痛緩和を図ろうと自己対処をしていた. 対処の結果は心理面に影響することが明らかとなった. 医療者は患者の痛みに関心をもち全人的な痛みとして患者への鎮痛・緩和を図ることの重要性が示唆された. 今後は, 本研究を周術期の患者教育や, 看護師への教育に役立て, 患者のQOL向上を目指した関わりが重要である. |
| Practice | 看護学 |
| Keywords | 術後疼痛体験, 急性疼痛, 患者の体験, 肺切除術, 看護実践 |
English
| Title | Experience of postoperative pain in patients who received lung resection. |
|---|---|
| Subtitle | |
| Authors | KAJIWARA Ayako1), ENDO Midori2), WATANABE Kazumi2) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)自治医科大学附属さいたま医療センター看護部, 2)山梨県立大学看護学部 |
| Journal | YPU Journal of Health Sciences |
| Volume | 4 |
| Number | |
| Page | 11-24 |
| Year/Month | 2018 / |
| Article | Original article |
| Publisher | Yamanashi Prefectural University |
| Abstract | [Abstract] This study aimed to clarify the experience of postoperative pain in patients who received lung resection. A semi structured interview was conducted for three patients who received lung resection. Data were analyzed qualitatively. Experience of the patient ; [body pain and uncomfortable feeling], [self-evaluation of pain], [pain relief by medical person], [stand the pain], [self-coping with pain relief], [feelings accompanied by coping with pain]. The patient experienced pain and an unpleasant sensation associated with breathing at the same time. But they were self-coping with themselves to relieve their own pain. Mental pain is affects by self-coping. It is important for medical professional to be interested in the patient's Total-Pain and to try analgesia and bring relief. From now on, it is important to relate this research to perioperative patient education and education for nurses, and to aim for patient's quality of life improvement. |
| Practice | Nursing |
| Keywords | Experience of postoperative pain, Acute pain, Experience of Patient, lung resection, Nursing Practice |
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参考文献
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