Title	1. ACL受傷メカニズムから考えるACL損傷予防
Subtitle	第34回日本臨床スポーツ医学会 学術集会 シンポジウム整形3 : ACL損傷予防を多面的に考える
Authors	古賀英之*
Authors (kana)
Organization	*東京医科歯科大学大学院運動器外科学
Journal	日本臨床スポーツ医学会誌
Volume	32
Number	3
Page	360-364
Year/Month	2024 /
Article	報告
Publisher	日本臨床スポーツ医学会
Abstract	「はじめに」近年, 前十字靱帯 (Anterior cruciate ligament ; ACL) 損傷, 特に介入可能である非接触性損傷に対する予防法の確立が望まれており, その上で受傷メカニズムの解明はACL損傷の予防を考える上では欠かせない大事なステップである. 受傷メカニズムの研究方法には様々なアプローチがあるが, その中でも競技中における受傷シーンのビデオ解析は実際の受傷時のバイオメカニカルな情報を得ることができる唯一の方法である. しかしこれまでその方法は単純な視覚的分析 (ビデオをコマ送りしながら受傷シーンの状況の分析や関節角度の推定を行う方法) に限られており, より精度の高いビデオ解析方法の開発が必要とされていた. そこで我々はコンピューターグラフィックソフトウェアであるPoser(R)を用いて複数の方向のビデオカメラから撮影した人の動きをmodel-based image-matching (MBIM) の手法で再現する方法を考案し, 非接触性ACL損傷の受傷シーンのビデオを解析することによりACL損傷の詳細な受傷メカニズムを明らかにすることを試みた.
Practice	臨床医学：外科系
Keywords

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