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アブストラクト

Title 地域医療連携を用いて外来心臓リハビリテーションを実施した特発性拡張型心筋症の一例
Subtitle 症例報告
Authors 庄子拓良*1, 玉田良樹*2, 藤谷順子*3, 田中由利子*4
Authors (kana) しょうじたくろう, たまだよしき, ふじたにじゅんこ, たなかゆりこ
Organization *1国立国際医療研究センター国府台病院救急・外来診療部門理学療法室, *2大阪人間科学大学人間科学部理学療法学科, *3国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科, *4国立国際医療研究センター国府台病院循環器科
Journal 心臓リハビリテーション
Volume 25
Number 3/4
Page 334-339
Year/Month 2019 /
Article 報告
Publisher 日本心臓リハビリテーション学会
Abstract 「要旨」【はじめに】当院は心肺運動負荷試験(CPX)の設備を有していないため, 地域の連携病院にCPXを依頼し得られた結果に基づき運動処方を行なっている. 今回, 心不全をきたした特発性拡張型心筋症(DCM)症例に対し, 回復期から維持期にかけ, 9ヶ月間の外来心臓リハビリテーション(心リハ)を実施した結果, 筋力・運動耐容能の改善を認めたため報告する. 【症例紹介】53歳, 男性. DCM. 【経過】退院日より41日後から外来心リハを開始した. 運動内容はウォームアップ, 有酸素運動・レジスタンストレーニング, クールダウンを合計1時間程度, 週2回実施した. 外来心リハ開始から9ヶ月後に実施したCPXと身体機能評価で, 筋力・運動耐容能の改善を示した. 【結論】安全に心リハを実施することができ, 筋力・運動耐容能の改善を認めた. 病院間での機能分化を図り, 医療連携を深めることにより心リハを実施できる施設の拡充が期待できる.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 特発性拡張型心筋症, 地域医療連携, 外来心臓リハビリテーション
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

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