Title	変形性膝関節症に対する心リハの視点を活かした術後急性期集団運動療法の効果
Subtitle	原著
Authors	勝木達夫*1, 上地本高*2, 東利紀*2, 黒田一成*3, 中出翔*4, 瀧田絵美*5
Authors (kana)	かつきたつお, かみじもとたか, あずまとしのり, くろだかずなり, なかでしょう, たきたえみ
Organization	*1特定医療法人社団勝木会やわたメディカルセンター診療部循環器内科, *2特定医療法人社団勝木会やわたメディカルセンターリハビリテーション技師部理学療法課, *3特定医療法人社団勝木会やわたメディカルセンター診療部整形外科, *4特定医療法人社団勝木会やわたメディカルセンター事務部医療サービス課, *5特定医療法人社団勝木会芦城クリニックリハビリテーション課
Journal	心臓リハビリテーション
Volume	29
Number	1
Page	43-49
Year/Month	2023 /
Article	原著
Publisher	日本心臓リハビリテーション学会
Abstract	「要旨」疾患別リハビリテーション (リハ) で心臓リハは, 集団アプローチに加え再発予防およびリスク管理への注力が特徴である. 従来, 変形性膝関節症 (膝 Osteoarthritis : OA) は運動器リハ (運リハ) 対象として個別療法を行っていた. 我々は心臓リハビリテーション指導士の配属転換を契機に膝OA術後患者に対する急性期からの心リハ視点を活かした集団型包括支援プログラム (集団P) を実践した. 集団Pは手術という共通体験を通じ患者間の支えあいを生み, 治療への参加意欲が高まってリハ遅延例が減った. 地域包括ケア病棟を活用し, 病院側にとって少ないマンパワーで在院日数の短縮も相まって病床の有効活用が可能になるのとともに, より短期での十分な動作獲得など良好なアウトカムを達成した. 併存する生活習慣病への栄養指導実施率の向上, 禁煙サポート強化と高い患者満足度が得られ, 運用の工夫次第で医療費削減も可能となる.
Practice	臨床医学：内科系
Keywords	変形性膝関節症, 集団運動療法, 心臓リハビリテーション

• 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献