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アブストラクト

Title 65歳以上の入院心不全患者におけるフレイル有症率とリハビリテーション効果の検討
Subtitle 原著
Authors 矢野博義*1, 西功*2,*3, 宮本高明*1, 一色滉平*1, 関澤貴信*1, 竹中勇輔*1, 門奈芳生*1, 鈴木祥司*3, 小池朗*4
Authors (kana) やのひろよし, にしいさお, みやもとたかあき, いっしきこうへい, せきざわたかのぶ, たけなかゆうすけ, もんなよしお, すずきしょうじ, こいけあきら
Organization *1独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センターリハビリテーション科, *2筑波大学附属病院土浦市地域臨床教育センター循環器内科, *3独立行政法人国立病院機構霞ヶ浦医療センター循環器内科, *4筑波大学医学医療系
Journal 心臓リハビリテーション
Volume 26
Number 1
Page 88-94
Year/Month 2020 /
Article 原著
Publisher 日本心臓リハビリテーション学会
Abstract 「要旨」【目的】65歳以上の心不全患者におけるフレイル有症例の背景と, 入院中の心臓リハビリテーション(心リハ)介入による身体機能への効果について, 後ろ向きに調査した. 【対象・方法】Short Physical Performance Battery (SPPB)を用いフレイル評価を施行した44例でフレイルの有症率を, 退院時にSPPBの再評価を行えた25例で, 心リハ効果を調査した. 【結果】44例のうち, 38例(86%)でフレイルと判定された. 身体機能を再評価した25例では, SPPB, 等尺性膝伸展筋力, および歩行速度が有意に改善した. 21例ではSPPBの改善を認め, うち5例(20%)ではフレイル状態からの改善を認めた. 【結論】本研究におけるフレイル有症率は86%と, 高率にフレイルを認めた. また, フレイル合併高齢心不全患者への運動介入は, 心不全を悪化させることなく, 身体機能の改善を認めた.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords 高齢心不全, フレイル, 心臓リハビリテーション
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

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