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アブストラクト

Title 小児気管支喘息治療・管理ガイドライン2020から2023へ
Subtitle 総説
Authors 滝沢琢己
Authors (kana)
Organization 群馬大学大学院医学系研究科小児科学分野
Journal 日本小児臨床アレルギー学会誌
Volume 22
Number 1
Page 1-8
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher 日本小児臨床アレルギー学会
Abstract 「1. はじめに」わが国では小児の食物アレルギー, アレルギー性鼻炎の有病率は増加する一方, 喘息の有病率は減少傾向にある. 西間らの調査では, 西日本小学児童の喘息の有症率は, 2002年の6.5%をピークとして, 2012年には4.7%, 2022年には2.7%と減少している. また, 小児喘息による入院患者数も, 2002年から段階的に減少し2017年には1/3ほどになった. その間の小児人口の減少を鑑みても, 顕著な減少といえる. 特に, 10歳代での減少が著しい. さらに, 喘息死も減少し, 2017年に初めて15歳未満の喘息死がゼロとなった. これには複合的な要因が関与している. 例えば, 習慣性喫煙の減少, 大気中の窒素酸化物濃度の減少などの環境因子の変化も関与している可能性がある.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

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