| Title |
低年齢化する子どものネット・ゲーム依存と睡眠障害 |
| Subtitle |
第36回日本小児心身医学会学術集会講演記録 シンポジウム5-3 テーマ「子どもの発達をむしばむネットゲーム依存」 |
| Authors |
増田彰則1), 山下協子1), 松本宏明1,2), 増田敬祐1,3), 胸元孝夫1,2) |
| Authors (kana) |
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| Organization |
1)増田クリニック, 2)志學館大学, 3)東京農業大学 |
| Journal |
子どもの心とからだ 日本小児心身医学会雑誌
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| Volume |
27
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| Number |
4
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| Page |
473-475 |
| Year/Month |
2019 / 2 |
| Article |
報告 |
| Publisher |
日本小児心身医学会 |
| Abstract |
「I はじめに」2018年の厚生労働省(以下, 厚労省)研究班による調査で93万人の中・高校生にネット・ゲーム依存(以下, 依存症)が疑われ, 2013年の調査に比べ倍増していることが報告された. ネットやスマホの過度の使用によって生活リズムが乱れ, 健康や学業に支障をきたしている子どもが増えており, 医学的にも社会的にも重大な問題である. そこで2018年6月に世界保健機構(WHO)がゲーム障害を病気として認定し, ICD-11で採用することを決定した. 世界中で問題になってきている依存症を医学的に取り組むことを決めたことは大きな意味がある. 今後, 世界中で共通の診断基準を用いた疫学調査や研究が進み, 子どもの発達や精神面, 行動面に与える影響が明らかになると思われ, さらに治療法の確立と対策が進むことが期待される. 「II 目的」この3年間当院(心療内科)を受診する小・中・高校生に依存症が急増している. |
| Practice |
臨床医学:内科系 |
| Keywords |
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