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アブストラクト

Title 精神科救急と地域包括ケアをつなぐ精神科訪問看護の実践と今後の課題
Subtitle 第29回日本精神科救急学会総会 シンポジウム2 特集2 精神障害にも対応した地域包括ケアシステムと精神科急性期医療 〜あさかホスピタルグループが実践する包括的支援と課題から見えること〜
Authors 丹野美智子
Authors (kana)
Organization 社会医療法人あさかホスピタルウエル訪問看護ステーション
Journal 精神科救急
Volume 25
Number
Page 25-29
Year/Month 2022 / 9
Article 報告
Publisher 日本精神科救急学会
Abstract 「はじめに」精神科看護は, 入院医療から地域支援へとその役割が広がり, 精神障害にも対応できる地域包括ケアシステムの構築についても体制整備が急がれている. 当訪問看護ステーション(以下, 当ST)は, 精神科訪問看護が普及する前の1999年から事業を展開してきた. 2021年6月時点の利用者実数は234名で, うち精神科医療が194名, 介護枠では重度認知症で支援困難ケースの依頼も多い. 母体医療機関であるあさかホスピタルでは, 2000年から「ささがわプロジェクト」としてOTP(Optimal Treatment Project:統合型地域精神科治療プログラム)を活用し退院支援を行ってきた. あさかホスピタルグループでは精神保健福祉士による積極的な相談対応, 作業療法士による訪問, 精神科デイケア, 地域包括支援センター, 福祉まるごと相談, 居宅介護支援事業所, 重度認知症デイケアなどの医療介護資源をもち, そのような地域支援機関との連携は容易で訪問看護も展開しやすい.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 水野雅文, 村上雅昭:精神科リハビリテーション・ワークブック. 中央法規, 東京, ppxi-xvii, 2000
  • 2) 水野雅文, 藤井千代, 佐久間啓, 他:リカバリーのためのワークブック 回復を目指す精神科サポートガイド. 中央法規, 東京, pp184-199,2018
  • 3) 日本精神科看護協会(研究代表者 吉川隆博):令和2年度 障害者総合福祉推進事業 精神科訪問看護に係る実態及び精神障害にも対応した地域包括ケアシステムにおける役割に関する調査研究 報告書. 厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/content/12200000/000798639.pdf?msclkid=696dad7bcf4111ec9163f7eee2fdbece