アブストラクト
| Title | 子どものロコモティブ・シンドローム (子どもロコモ) と運動器疾患について |
|---|---|
| Subtitle | 解説 |
| Authors | 峰久京子1), 中村美砂1,2), 中尾英俊1), 岡健司1), 野村和樹1) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)大阪河崎リハビリテーション大学, 2)大阪河崎リハビリテーション大学 認知予備力センター |
| Journal | 大阪河崎リハビリテーション大学紀要 |
| Volume | 16 |
| Number | |
| Page | 57-61 |
| Year/Month | 2022 / 3 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 大阪河崎リハビリテーション大学 |
| Abstract | 「1. はじめに」現代の子どもたちは, 低年齢期からの運動過多によるスポーツ障害と, 幼少期からの運動不足による全般的な体力・運動能力の低下との「身体の2極化」が進んでいると言われている. 姿勢が悪く, しゃがめない子や転んでも手がつけない子どもが増えており, 子どもの骨折の発生率はこの40年増加している. 肥満や痩せの子どもは増加し, 子どもの骨密度は20年前と比較して低下している. これらも生活習慣としての運動不足の影響が大きいと言われている. 特発性側彎症や, オスグッド病のような成長期に発症し注意深い観察の必要な小児運動器疾患の子どもも常に一定数存在する. これらの子どもの運動器の問題に適切に対応しないと, 将来のロコモティブ・シンドローム(locomotive syndrome; 運動器症候群, ロコモ)やメタボリック・シンドローム(metabolic syndrome; メタボ)に繋がると危惧され, 小・中・高校における運動器検診が2016年度より国の施策として実施されるようになった. |
| Practice | 医療技術 |
| Keywords | 子ども, ロコモティブ・シンドローム, 小児骨関節疾患, 骨密度 |
- 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。
参考文献
- 1) 志村司 : 小児の運動器の評価法. Jpn J Rehabili Med, 55(1) : 19-23, 2018.
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