アブストラクト
Title | 楽器演奏のあり方からみた心身機能の効果と今後の展望 〜音楽活動と楽器の特色の観点からみた文献研究〜 |
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Subtitle | 2020年度優秀卒業研究論文 |
Authors | 福田結衣1) |
Authors (kana) | |
Organization | 1)大阪河崎リハビリテーション大学 作業療法学専攻 |
Journal | 大阪河崎リハビリテーション大学紀要 |
Volume | 16 |
Number | |
Page | 92-101 |
Year/Month | 2022 / 3 |
Article | 報告 |
Publisher | 大阪河崎リハビリテーション大学 |
Abstract | 「要旨」: 音楽活動における楽器演奏の役割について文献研究を行い, リハビリテーション領域における楽器演奏の今後の展望について報告した. 楽器演奏は, 音楽教育や音楽活動の一環として実施され, 音楽療法やその要素を組み入れた音楽活動の一環として, 医療機関や介護施設等で行われる. その活動の一つに楽器演奏(楽器活動)があり, 楽器演奏により楽器の持つ多様な音色, 広い音域, 多彩な表現, 音量の豊かさを体験することができる. このことが, 不安やストレスの軽減, 身体機能の維持と回復等, 心身機能に様々な効果を与えることにつながると考えられた. その一方で, 楽器演奏を伴う楽器活動では, 楽器活動のスペース, 楽器の準備, 対象者への適応の課題があり, 使用する楽器によっては演奏に一定程度の技術を要するために, 対象者が限定されるという側面もある. このため, 楽器演奏は効果を最大限引き出せるように, 合理的な範囲内で楽器演奏を伴う音楽活動を実施することが大切と考えられた. |
Practice | 医療技術 |
Keywords | 楽器演奏, 音楽活動, 音楽療法, 楽器 |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。
参考文献
- 1) 後藤将斗, 高橋小百合 音楽療法が軽度認知症高齢者にもたらす効果. 日本精神科看護学術集会誌 2012, 55(2) : 103-106.
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- 3) 澤田悦子, 中川洋子 高齢者施設における音楽活動の試み-長期入所への能動的活動を通して-. 北翔大学短期大学部研究紀要, 2018, 56 : 47-56.
- 4) 藤本禮子 "高齢者の音楽療法 楽器演奏のすすめ" 春秋社, 東京, 2012, p.55-83.
- 5) 藤本禮子 "高齢者の音楽療法 楽器演奏のすすめ" 春秋社, 東京, 2012, p.41-54.
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- 6) 西村亜希子, 大平哲也, 堀早苗, 他 健常中高齢者における集団音楽療法の身体的・心理的効果についての介入研究. 日本音楽療法学会誌, 2007, 7 : 12-28.
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- 16) 遠藤尚美監修 "やさしい独学ピアノ講座" 自由現代社, 東京, 2016, p.6-13.
- 17) 永島義男 "うまくなろう! コントラバス" 音楽之友社, 東京, 2001, p.6.
- 18) 永島義男 "うまくなろう! コントラバス" 音楽之友社, 東京, 2001, p.59.
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- 20) 畠田貴生 "部活でもっとステップアップ 吹奏楽 上達のコツ50" メイツ出版, 東京, 2015, p64.
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- 23) 遠藤尚美監修 "やさしい独学ピアノ講座" 自由現代社, 東京, 2016, p.16-18.
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- 26) 向井裕次郎, 藤本幸三, 藤井友貴, 西村由美子 音楽が認知症患者のBPSDと認知症状に及ぼす効果 日本精神科看護学術集会誌 2018, 61(1) : 116-117.
- 27) 白澤政和, 北村英子 "高齢者のための音楽療法的音楽活動入門" ひかりのくに, 大阪, 2006, p.7.
- 28) 久保田牧子 "精神科領域における音楽療法ハンドブック" 音楽之友社, 東京, 2003, p.59-65.
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- 31) 藤本禮子 "高齢者の音楽療法 楽器演奏のすすめ" 春秋社, 東京, 2012, p.23-25.
- 32) 古川宏 "作業活動マニュアル" 医歯薬出版, 東京, 2012, p125-129.
- 33) 寺山久美子監修 "レクリエーション 社会参加を促す治療的レクリエーション" 三輪書店, 東京, 2007, p.112-115.
- 34) 久保田牧子 "精神科領域における音楽療法ハンドブック" 音楽之友社, 東京, 2003, p.66-86.
- 35) 日本精神病院協会監修 "痴呆性老人のための作業療法の手引き" ワールドプランニング, 東京, 2004, p.55-57.
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- 37) 佐藤正之 "音楽療法はどれだけ有効か" 化学同人, 京都, 2017, p.64-65.
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