アブストラクト
Title | 特集 ペースメーカ心電図の判読ポイント 〜デバイス機能を理解する〜 |
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Subtitle | |
Authors | 五関善成 |
Authors (kana) | |
Organization | 厚生中央病院 循環器内科 |
Journal | 東京都医学検査 |
Volume | 49 |
Number | 2 |
Page | 48-55 |
Year/Month | 2021 / 6 |
Article | 報告 |
Publisher | 東京都臨床検査技師会 |
Abstract | 「I. ペースメーカ心電図の基本」ペースメーカは徐脈性不整脈に対する唯一の治療法として確立されている. 適応疾患には房室ブロック, 洞不全症候群, 徐脈性心房細動などがある. またペースメーカはsingle chamber型(右房または右室のどちらかのみに1本リード線留置)と, dual chamber型(右房と右室それぞれに1本ずつリード線を留置)に分けられる. 実際にペースメーカがどのように作動するかを示す設定を作動モードと言い, NBGコードで表記される. NBGコードは, 5文字のアルファベットの配列で構成されるが, 実際には最初の3つの文字のみを表記することが一般的である. 最初の文字はペースメーカが刺激(ペーシング)を送る部位を示し, 2番目の文字はペースメーカが興奮を感知(センシング)する部位を示し, なし(O), 心房(A: Atrium), 心室(V: Ventricle), A+V(D: Dual両方)のいずれかとなる. |
Practice | 医療技術 |
Keywords |
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