アブストラクト
| Title | 特集 薬剤結晶 〜トスフロキサシン結晶とキサンチン結晶について〜 |
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| Subtitle | |
| Authors | 塚原祐介1), 横山貴1), 服部元史2) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)東京女子医科大学病院 中央検査部, 2)東京女子医科大学 腎臓小児科 |
| Journal | 東京都医学検査 |
| Volume | 50 |
| Number | 1 |
| Page | 8-17 |
| Year/Month | 2022 / 2 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 東京都臨床検査技師会 |
| Abstract | 「I. はじめに」尿中に排出する塩類・結晶類の多くは, 摂取した飲食物や体内の塩類代謝に由来し, 腎臓でろ過された成分が尿路系や排尿後の容器内で, 種々の物理化学的作用(含有濃度, pH, 温度, 共存物質など)により溶解度が低下して析出したものである. 結晶類には, 健常人にも見られる通常結晶, 病的状態を反映している異常結晶や投与された薬物による薬剤結晶がある. 薬剤結晶は, 投与された薬剤が代謝されることによって尿中に排出する結晶のことであり, 薬剤によっては結石を生じるものや結晶化によって腎不全を起こすものがある. 現在の高度医療において, 新たな薬剤が日々開発されており見たことのない結晶に遭遇する機会が多々ある. まだまだ不明な薬剤結晶もあるが, 近年解明されてきている注目の薬剤結晶であるトスフロキサシン結晶とキサンチン結晶について解説する. 「II. キノロン系抗菌薬」キノロン系抗菌薬は各科領域における感染症治療薬として不可欠な薬剤であり, ナリジクス酸やピペミド酸などをオールドキノロン系と呼ぶのに対し, ノルフロキサシン以降に登場したものをニューキノロンと呼ぶ. |
| Practice | 医療技術 |
| Keywords |
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参考文献
- 1) 日本臨床検査技師会:JAMT技術教本シリーズ,一般検査技術教本,98,丸善,2017
- 2) 日薬理誌.キノロン系抗菌薬の基礎,287,2007
- 3) 富山化学工業株式会社:オゼックス細粒小児用15%に関する資料,3-4
- 4) 永田勝宏ほか:小児尿沈渣にみられるトスフロキサシン結晶及び同結晶円柱の特徴,医学検査,68(04),751-757,2019
- 5) 小児肺炎マイコプラズマ肺炎の診断と治療に関する考え方 https://www.jpeds.or.jp/uploads/files/saisin_130219_2.pdf
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- 6) 菅原典子ほか:トスフロキサシン投与中に血清クレアチニン上昇を認めた7例の臨床的検討,日児腎誌,vol31 No1,30-36,2017
- 7) 横山貴ほか:AKIを呈したトスフロキサシンによるcast nephropathyの小児例,第70回日本医学検査学会,2021,congress.jamt.or.jp/j70/演題366
- 8) 大沼健一郎ほか:血液腫瘍に対する化学療法中の患者尿中にキサンチン結晶を認めた一症例,医学検査,68(04),763-768,2019
- 9) 日腎会誌:薬剤性腎障害診療ガイドライン2016,58(4),477-555,2016
- 10) SRL(株):検査マニュアル第2版,2014


