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アブストラクト

Title 『尿検査所見から病態を考える』
Subtitle 一般検査研究班研修会 - 要旨
Authors 森田賢史
Authors (kana)
Organization 東京大学医学部附属病院
Journal 東京都医学検査
Volume 50
Number 3
Page 287-289
Year/Month 2022 / 10
Article 報告
Publisher 東京都臨床検査技師会
Abstract 「I. はじめに」尿沈渣検査は非侵襲的かつ簡便に実施可能で, 腎・尿路系疾患のスクリーニングに広く用いられる. 本稿では, 腎疾患に焦点を当てていくつかの症例を提示し, 尿検査所見から病態を考えるポイントについて解説する. 「II. 糸球体疾患の概略」検査所見から病態を考えるうえでは, まず疾患や病態に関する知識を身につけることが重要である. WHO分類によれば, 糸球体疾患は組織別分類と臨床分類に大別される. 組織別分類とは, 原発性糸球体病変, 全身性疾患, 血管系疾患あるいは代謝疾患に伴う糸球体病変, 遺伝性腎疾患などを指し, 一方で臨床分類とは, 急性腎炎症候群, 急速進行性腎炎症候群, 反復または持続性血尿症候群, 慢性腎炎症候群, およびネフローゼ症候群を指す.
Practice 医療技術
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。