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アブストラクト

Title 認知症患者にとって寄り添う看護とは 〜ユマニチュードを用いた関わりを通して〜
Subtitle
Authors 中島舞
Authors (kana)
Organization 川崎市立川崎病院 12階南病棟
Journal 事例研究集録
Volume
Number 22nd
Page 44-46
Year/Month 2019 /
Article 報告
Publisher 川崎市立川崎病院
Abstract 「I はじめに」高齢化社会に伴い, 認知症患者は増加している. 内閣府の作成した65歳以上の認知症高齢者数と有病率を見ると, 2012年は認知症高齢者数が462万人と高齢者の約7人に1人であったが, 2025年には約5人に1人になるとの推計もある. 認知症を患うことによって自分の思いを表現することが困難となる. このような状況において看護師に求められることは, 患者の代弁者となり得るために小さなサインも見逃さない高いコミュニケーションスキルが求められると考える. 認知症患者とのコミュニケーション方法でユマニチュードという「見る」「話しかける」「触れる」「立つ」の4本柱を組み合わせて行う包括的コミュニケーションに基づいたケア技法がある. 実際にユマニチュードを用いた関わりを行い, その効果について考察する. 「II 研究目的」ユマニチュードを実践することによって, 認知症患者とのコミュニケーションをとり, 患者の思いを引き出すことができる.
Practice 看護学
Keywords 認知症, 看護, コミュニケーション, ユマニチュード
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 内閣府(2017) : 平成29年度版高齢社会白書, 2019年7月20日, htts://www8.cao.go.jp/kourei/whitepaper/w-2017/html/gaiyou/s1_2_3.html
  • 2) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ : ユマニチュード入門, 医学書院, p. 46, 2014
  • 3) 成松玉委, 高柳千賀子, 井上映子 : 認知症治療病棟における看護師の認知症ケアの実態, p. 50, 2013
  • 4) 吉岡佐知子 : 認知症ケアガイドブック, 照林社, p. 59
  • 1) 大庭輝 : コミュニケーションを通した認知症のアセスメント