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アブストラクト

Title 認知症患者との関わりを通して学んだこと 〜混乱が最小限で療養生活を送るための看護ケアについて〜
Subtitle 第24回 事例研究集録
Authors 力優紀
Authors (kana)
Organization 川崎市立川崎病院 10階南病棟
Journal 事例研究集録
Volume
Number 24th
Page 52-55
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher 川崎市立川崎病院
Abstract 「I はじめに」我が国における65歳以上の高齢者数は3617万人で日本の総人口の28.7%を占めている. また現在65歳以上の約16%が認知症であると推定されており, 80歳代後半であれば男性の35%, 女性の44%が認知症であることが明らかにされている. 私が所属する10階南病棟は整形外科であり, 骨折で多くの高齢者が入院してきている. また認知症の既往がある患者も多い. 認知症とは国際疾病分類第10版によると「通常, 慢性あるいは進行性の脳疾患によって生じ記憶, 思考, 見当識, 理解, 学習, 言語, 判断等多数の高次脳機能の障害からなる症候群」と定義されている. またジネストとマレスコッティが創案したユマニチュードという認知症ケアの技法では「見る」「話しかける」「触れる」「立つ」の4つの柱が基本になると述べており, 認知症患者との関わりには日々の看護が大切になる.
Practice 看護学
Keywords 認知症, BPSD, ユマニチュード
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 総務省統計局(2020)高齢者の人口
  • 2) 厚生労働省科学研究費補助金認知症対策総合研究事業報告書 研究代表:朝田隆(2013)
  • 3) 本田美和子, イヴ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ:ユマニチュード入門
  • 4) 林谷啓美, 田中諭:認知症高齢者の行動・心理症状(BPSD)に対する支援のあり方, 田園学園女子大学論文集, 105-112(2014)