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アブストラクト

Title 夜間せん妄患者と関わり体験したこと 〜認知症のある患者との関わりから自身の看護について振り返る〜
Subtitle 第24回 事例研究集録
Authors 古賀詩乃
Authors (kana)
Organization 川崎市立川崎病院 12階南病棟
Journal 事例研究集録
Volume
Number 24th
Page 132-135
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher 川崎市立川崎病院
Abstract 「I はじめに」せん妄とは「身体疾患や薬剤により引き起こされる精神, 行動の障害である」とされている. 「せん妄患者に遭遇した際には直接因子, 背景因子, 促進因子を考えるのが臨床的に有用である. 直接因子となるものは電解質異常, 脱水, 感染症などの身体症状ならびに薬剤が挙げられる. 背景因子としては加齢や認知症が挙げられる. 促進因子として代表的なものとして身体拘束が挙げられる」. A氏は既往に認知症があり, 入院後から不穏やせん妄状態がみられ抑制を使用していたが, 挿入物の自己抜去や内服拒否がみられていた. これまで私自身せん妄状態の患者との関わりはあったが, うまく対応することができずにいた. そのため今回プロセスレコードを用いてせん妄状態にある患者との関わりと共に自身の看護について振り返る.
Practice 看護学
Keywords 夜間せん妄, 認知症, 看護, ユマニチュード
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 岸泰宏:認知症でのせん妄の予防と対策,p.823-830,2020.
  • 2) 日本看護倫理学会:身体拘束予防ガイドライン,2015.
  • 3) 阿部美香, 上野恭子:せん妄状態にある患者の精神内界に関する文献レビュー, p1-9,2020.
  • 4) 菅原峰子:脳梗塞の急性期治療を受ける高齢患者のせん妄に対する看護ケアの実態, 2016.
  • 5) 本田美和子, イブ・ジネスト, ロゼット・マレスコッティ:ユマニチュード入門. 医学書院, p29-30, 74-75, 2015.