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アブストラクト

Title 肺癌術後で疼痛の強い患者に対する看護
Subtitle 第24回 事例研究集録
Authors 岩月南菜
Authors (kana)
Organization 川崎市立川崎病院 11階南病棟
Journal 事例研究集録
Volume
Number 24th
Page 170-172
Year/Month 2021 /
Article 報告
Publisher 川崎市立川崎病院
Abstract 「I はじめに」術後患者にとって疼痛は切っても切り離せないものである. 術後の疼痛は早期離床の妨げや安楽の障害になるため, 疼痛緩和の手段として薬剤は積極的に使用されている. 病棟では疼痛の訴えがあれば, 看護師は疼痛アセスメントをし, 薬剤を使用するが, 患者によっては効果的な疼痛の緩和に繋がらないこともある. また, 疼痛が蓄積してくると強いストレスや不安・不眠に繋がり, 疼痛の増悪の要因となる. 疼痛緩和のケアにおいて, 身体面・精神面での介入が必要であり, 看護師は術後疼痛管理に困難を感じている. 以前入院患者の中に, 術後疼痛コントロール不良で長期にわたり疼痛を訴えていた患者がいた. 使用できる薬剤を全て使用しても効果を得られなかったが, 看護ケアで疼痛を緩和することができた.
Practice 看護学
Keywords 術後, 疼痛, 足浴, 温罨法, 傾聴
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 中込洋美, 遠藤みどり:術後疼痛管理における看護師の困難感-術後疼痛管理の講習会に参加した参加者へのアンケート調査から-, 山梨県立大学看護部研究ジャーナル, Vol.2,p.53-62,2016.
  • 2) 山本奈央, 遠藤みどり, 井川由貴:外科系看護師が捉える術後疼痛管理における問題, 日本クリティカルケア看護学会誌, Vol.10,No.3,p34-44,2014.
  • 3) 河野かおり:開心術後の傷害相にある患者の痛みに対する足浴の影響, 聖路加看護学会誌, Vol.19,No.1,p.3-10,2015.
  • 4) 不眠の進行がん患者に足浴を実施したことによる睡眠感の変化:山梨県立大学看護学部, 看護研究科ジャーナル, p.51-62,2020.
  • 5) 日本緩和医療学会:薬以外による痛みの緩和方法, 第6章
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  • 6) 鉄永倫子:共感・傾聴の姿勢と心構え, 整形外科看護, Vol.24,No.8,p.62,2019.