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アブストラクト

Title 2型糖尿病における運動療法
Subtitle 総説
Authors 岡田博史1), 松下仁2), 関山貴士2), 飯田秀人2), 進藤篤史2), 村田博昭3), 福井道明4)
Authors (kana)
Organization 1)松下記念病院 総合診療科,糖尿病・内分泌内科, 2)松下記念病院 リハビリテーション科, 3)松下記念病院 整形外科, 4)京都府立医科大学大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学
Journal 日本病院総合診療医学会雑誌
Volume 17
Number 5
Page 556-561
Year/Month 2021 / 9
Article 報告
Publisher 日本病院総合診療医学会
Abstract 「はじめに」厚生労働省の報告によると2016年の時点で我が国の糖尿病が強く疑われる者, 可能性を否定できない者は約2000万人と推定されている. また, 糖尿病における併発症の発症・重症化予防は健康寿命の延伸だけでなく医療費抑制の観点からも我が国全体の大きな課題となっている. 2型糖尿病の病態は主にインスリン分泌能の低下とインスリン抵抗性であるが, 糖尿病治療において食事療法のみでは, インスリン抵抗性の改善は軽微であり, 運動療法を併用することは重要である. 有酸素運動とレジスタンス運動の組み合わせで死亡リスクが40%減ったとの報告があり, 高齢者のフレイルやサルコペニアが問題となっている近代社会において運動療法はより注目されている. その一方で我が国の糖尿病患者における運動療法実施率は低く課題は多い. 本総説では糖尿病患者における運動療法の基礎的な知見や課題を中心に述べる.
Practice 医学総合
Keywords 2型糖尿病, 運動療法, 有酸素運動, レジスタンス運動
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

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