Title	運動器エコーを用いたOsgood-Schlatter病の予防, 診断, 治療
Subtitle	第96回日本整形外科学会学術総会 シンポジウム 運動器エコーはアスリートサポートを変える!
Authors	中瀬順介, 土屋弘行
Authors (kana)
Organization	金沢大学大学院医薬保健学総合研究科・整形外科学講座
Journal	日本整形外科学会雑誌
Volume	99
Number	1
Page	16-20
Year/Month	2025 /
Article	報告
Publisher	日本整形外科学会
Abstract	「要旨」Osgood-Schlatter病は120年も前に報告された疾患であるにもかかわらず, いまだに正確な病態は解明されておらず, 治療法も確立していない. その理由のひとつは, 単純X線像で描出される骨で病態と治療を考えていたためである. 運動器エコーの普及により, 非侵襲的に簡便に骨表面のみならず軟部組織, 血流シグナルの観察が可能になった. 筆者らはエコーの特徴を活かして, Osgood-Schlatter病の予防, 診断, 治療に関する研究を行ってきたので, その内容を紹介する. エコーによって病態の理解が大幅に進み, エコーガイド下注射という新たな治療の可能性も出てきた. Osgood-Schlatter病は, われわれ整形外科医にとって, 安静, ストレッチングを指示する疾患から, エコーを駆使し, 診断, 治療する疾患へと変化してきている.
Practice	臨床医学：外科系
Keywords	Osgood-Schlatter disease(Osgood-Schlatter病), Musculoskeletal ultrasound(運動器エコー), Prevention(予防), Diagnosis(診断), Treatment(治療)

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