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アブストラクト

Title データで見るリハビリテーション医療の現状
Subtitle 特集 「リハビリテーション医療DXの期待と未来」 特集論文 [総説]
Authors 近藤国嗣*1
Authors (kana)
Organization *1東京湾岸リハビリテーション病院リハビリテーション科
Journal リハビリテーション医療DX研究
Volume 1
Number 1
Page 1-4
Year/Month 2023 /
Article 報告
Publisher リハビリテーション医療DX研究会
Abstract 「はじめに」リハビリテーション医療は, 対象とする疾病と高齢化に応じて拡大してきた. 戦前はいわゆる傷痍軍人, 小児疾患が中心であったが, 戦後は小児疾患に加えて外傷を中心とした医療へ拡大し, その後, 脳卒中, 摂食嚥下障害, そして高齢者での運動器疾患と廃用症候群の増加, さらに呼吸・循環器やがんなどの内部疾患も加わり, 最近では認知症そして精神疾患へと拡大傾向は続いている. さらに, 2000年の回復期リハビリテーション病棟の制度化と, 急速な高齢化およびリハビリテーション専門職の増加によりリハビリテーション医療費は急増している. リハビリテーション専門職の訓練に応じた報酬は, 2006年に4つの疾患別リハビリテーション料に細分化されて, 20分1単位とする報酬制度となり, 現在患者一人に対して1日あたり最大9単位(180分)まで実施可能である.
Practice 医療技術
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。

参考文献

  • 1) 社会医療診療行為別統計. https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450048&tstat=000001029602 , (参照2023-1-24)
  • 2) 小山照幸. 保険診療におけるリハビリテーション治療の実状. Jpn J Rehabil Med. 2022;59(8):825-35.
  • 3) 介護給付費等実態統計. https://www.e-stat.go.jp/stat-search/files?page=1&toukei=00450049&result_pa , (参照2023-1-24)