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塩酸ロペラミドはコレスチラミンや天然ケイ酸アルミニウムと併用することにより吸着されて有効成分量が低下する. また塩酸ロペラミドはタンニン酸アルブミンと併用すると, 遊離したアルブミンと結合したり, タンニン酸と難溶性の化合物を形成したりして有効成分量が低下する. 以上より塩酸ロペラミドの止しゃ剤としての作用が減弱するために両剤の併用間隔をあけることが必要である.