アブストラクト
| Title | 1診療所における百日咳と診断した症例とワクチンの実際 |
|---|---|
| Subtitle | 原著 |
| Authors | 五十嵐麻依子, 下条順 |
| Authors (kana) | |
| Organization | 下条医院 |
| Journal | 小児科診療 |
| Volume | 87 |
| Number | 4 |
| Page | 479-483 |
| Year/Month | 2024 / 4 |
| Article | 原著 |
| Publisher | 診断と治療社 |
| Abstract | 「要旨」百日咳ワクチンの普及は百日咳感染者数の減少に大きな役割を果たしてきた. 今回, 咳嗽等を主訴に2023年4〜7月に当院を受診した患児53例について後方視的に検討を行った. 簡易検査で15例が陽性となり, 全例で百日咳ワクチンは接種済みであった. ワクチンが普及してきた今, 改めて百日咳も念頭におく必要があると考える. また, 就学前後の抗体価の低下に対して百日咳ワクチンの追加接種の必要性も示唆された. |
| Practice | 臨床医学：内科系 |
| Keywords | 百日咳, 長引く咳嗽, 百日咳ワクチン, 百日咳菌抗原キット, イムノクロマト法 |
- 全文ダウンロード： 従量制、基本料金制の方共に1,243円(税込) です。
参考文献
- 1) 国立感染症研究所細菌第二部 : 百日咳とは(2018年1月29日改訂) https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/477-pertussis.html
- 2) 国立感染症研究所 : 感染症法に基づく医師届出ガイドライン(第二版)百日咳(令和3年12月28日) pertussis_guideline_211228.pdf (niid.go.jp)
- 3) 岡田賢司 : モダンメディア68 : 81-87, 2022
- 4) 石和田稔彦 : 小児呼吸器診療ガイドライン2022. 98-101, 協和企画, 2022
- 5) 厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会 予防接種基本方針部会ワクチン評価に関する小委員会 : 令和4年9月20日 百日咳による乳児の重症化予防を目的とした百日咳ワクチンを含む混合ワクチンの接種開始時期の前倒しについての議論のとりまとめ https://www.mhlw.go.jp/content/10601000/000996883.pdf
残りの8件を表示する
- 6) Yasui Y et al.: Vaccine36 : 2910-2915, 2018
- 7) 野上裕子・他 : 日本呼吸器学会誌3 : 665-670, 2014
- 8) 国立感染症研究所細菌第二部 : 全数報告サーベイランスによる国内の百日咳報告患者の疫学(更新情報)-2019年疫学第1週〜52週- https://www.niid.go.jp/niid/ja/pertussis-m/pertussis-idwrs/9463-pertussis-20200306.html,
- 9) Miyashita N et al.: Intern Med 50 : 879-885, 2011
- 10) Hewlett EL et al.: N Engl J Med352 : 1215-1222, 2005
- 11) Wang K et al.: BMJ348 : g3668, 2014
- 12) Dabrera G et al.: Clin Infect Dis60 : 333-337, 2015
- 13) 国立感染症研究所細菌第二部, 柴山恵吾 : 百日せきワクチンに関するファクトシート. 2017年2月10日, 33-34 https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-10601000-Daijinkanboukouseikagakuka-Kouseikagakuka/0000184910.pdf
