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アブストラクト

Title 多形滲出性紅斑, スティーブンス・ジョンソン症候群 (SJS) ・中毒性表皮壊死症 (TEN)
Subtitle 特集 子どもの皮膚診療を極めるために I プライマリケアで重要な皮膚症状とその対応
Authors 松倉節子
Authors (kana)
Organization 丸子中央病院皮膚科
Journal 小児科診療
Volume 87
Number suppl-1
Page 51-57
Year/Month 2024 /
Article 報告
Publisher 診断と治療社
Abstract 「診療のポイント」 ■多形滲出性紅斑は播種状紅斑丘疹型と並んで, 中毒疹のなかでも最も多くみられる臨床型であり, なかでも発熱と粘膜疹を伴う重症多形滲出性紅斑(EM major)はスティーブンス・ジョンソン症候群(SJS)/中毒性表皮壊死症(TEN)の初期症状との鑑別が難しい. ■SJS/TENは同一のスペクトラム上にある疾患であり, わが国では罹患する体表面積が10%未満をSJS, 10%以上をTENと定義し, 皮膚粘膜の壊死性障害を呈する重症薬疹であり, 特にTENは致死率が高い. ■SJS/TENの治療は早期のステロイド全身投与が第1選択であるが, 近年はエタネルセプトなど, わが国での保険適用はないが, 新規の治療法も注目される.
Practice 臨床医学:内科系
Keywords
  • 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に1,463円(税込) です。