アブストラクト
Title | (2) 幼児期 急性中耳炎・滲出性中耳炎 |
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Subtitle | 特集 小児耳鼻咽喉科疾患のすべて ファーストタッチから専門診療へ II. 主要疾患に対する専門診療 |
Authors | 栃木康佑, 田中康広 |
Authors (kana) | |
Organization | 獨協医科大学埼玉医療センター耳鼻咽喉・頭頸部外科 |
Journal | 小児科診療 |
Volume | 88 |
Number | 3 |
Page | 323-328 |
Year/Month | 2025 / 3 |
Article | 報告 |
Publisher | 診断と治療社 |
Abstract | 「SUMMARY」●小児に対する急性中耳炎と滲出性中耳炎の診療ガイドラインが発刊されており, 重症度や治療経過に応じた治療フローチャートを使用して治療を行うことにより高い治療効果が期待できる. ●急性中耳炎は年齢や症状, 鼓膜所見から重症度を判断し治療方針を決定する. ●滲出性中耳炎は周辺器官に存在する病変に応じた薬物治療を行う. 薬物治療を行っても鼓膜の異常所見が改善しない場合や難聴が残存する場合には鼓膜換気チューブ留置を行う. ●鼓膜の観察や関連する病態の評価が困難な場合や鼓膜切開, 鼓膜換気チューブ留置術などの処置が必要と考えられる場合には耳鼻咽喉科へ紹介し, 専門的な診療を受けることが望ましい. |
Practice | 臨床医学:内科系 |
Keywords | 鼓膜, 抗菌薬適正使用, 難聴, 鼓膜換気チューブ留置 |
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