アブストラクト
| Title | 当院急性期病棟に入院する大腿骨近位部骨折患者の栄養状態とADLの関連 |
|---|---|
| Subtitle | 研究ノート |
| Authors | 安保俊秀1), 須藤美代子1), 椎野良隆1), 塚田徹1) |
| Authors (kana) | |
| Organization | 1)竹田綜合病院 |
| Journal | 福島県作業療法学 |
| Volume | 3 |
| Number | |
| Page | 10-14 |
| Year/Month | 2023 / 5 |
| Article | 報告 |
| Publisher | 福島県作業療法士会 |
| Abstract | 「目的」田口らの研究では急性期病院に入院する患者においてリハビリテーション開始時点で約60%が低栄養であったという報告がある. また, 手術の侵襲により, 異化期では特に筋肉の蛋白質の分解が著明で, 治癒反応へのエネルギーが供給されると言われている. これらの先行研究から, 特に入院時から低栄養を呈する患者は手術の侵襲により低栄養を助長し, 術後のADL改善の阻害因子になると考える. 先行研究では栄養状態と術後ALDに関する報告はあるが, 当院の急性期運動器疾患に対するリハビリテーションにおける現状は把握できていない. 当院急性期病院に入院する運動器疾患では大腿骨近位部骨折で手術を行った症例が約12%を占める. 今回の研究では術後の大腿骨近位部骨折患者を対象に栄養状態とADLの関連を調査することで, 当院の現状を把握するとともに, 早期のリハビリテーション介入の計画立案や方針決定の参考になると考た. |
| Practice | 医療技術 |
| Keywords | 栄養, 大腿骨近位部骨折, ADL |
- 全文ダウンロード: 従量制、基本料金制の方共に770円(税込) です。
参考文献
- 1) 田口真希, 石井伸尚,他:急性期病院おけるリハビリテーション実施者の栄養状態の特性と日常生活動作の関連.茨城県病院誌31:1-7,2014.
- 2) 若林秀隆:リハビリテーションと臨床栄養. 日本リハビリテーション医学ジャーナル48:270-281,2011.
- 3) Nestle Nutrition Institute MNA(R) Mini(参照2021-06-13)Nutritional Assessment https://www.mna-elderly.com/default.html
- 4) 葛谷雅文:高齢者の低栄養:老年歯科医学20:119-123,2005.
- 5) 星野隆:低栄養状態に影響を及ぼす要因の検討.別府大学紀要49,71-82,2008.
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- 6) 越智龍弥,中野哲雄,他:大腿骨近位部骨折における歩行再獲得に影響する入院時所見.整形外科と災害53,636-639,2004.
- 7) 野田知之,尾崎敏文:大腿骨頚部・転子部骨折のガイドライン. 岡山医学会雑誌 第122:253-257,2010.
- 8) 穴田聡,中野雅,他:低栄養患者におけるADL改善と関連要因の検討.日本静脈経腸栄養学会誌31:1256-1262,2016.
- 9) 小西沙苗,鍵本由紀,他:当院における大腿骨頸部骨折に対する栄養サポートの現状.日本クリニカルパス学会誌19:21-23,2017.
- 10) 久保祐介,野口康男,他:大腿骨近位部骨折における退院時歩行能力に影響する因子の検討.整形外科と災害外科61:21-25,2012.


